ちゃんと伝えられたら
「その前に俺は寺本さんと仕事の関係で会っていた。あまりのタイミングの良さに…。」
坂口さんは私を抱きしめた。
「俺はお前を疑ってしまった。でもよく考えると…、寺本さんにその状況を利用されたのかもしれないな。」
私は寺本さんの言葉を思い出す。
-お二人に何があったかは分かりません。でもそれで篠田さんが俺の方を向いてくれるのなら、いくらでもその状況を俺は利用させてもらいます。-
今更ながらに、寺本さんの本気を感じてしまう。
「もう三島常務のお嬢さんと会う事はない。今度はちゃんと言えた。」
坂口さんは私の耳元で囁く。
「自分の中に好きな女性が居る事に気が付いたので、ここで終わりにしてほしいと。もしお気に召さないのなら、俺をこのプロジェクトから外してもらっても構わないですからときちんと伝えた。」
「そんな…。」
「俺がもっと初めの段階でちゃんと断る事が出来ていたら良かったんだ。でもお嬢さんは不服そうだったが、常務は言ってくれた。仕事とこの事は別の事だと。」
坂口さんは私を抱きしめた。
「俺はお前を疑ってしまった。でもよく考えると…、寺本さんにその状況を利用されたのかもしれないな。」
私は寺本さんの言葉を思い出す。
-お二人に何があったかは分かりません。でもそれで篠田さんが俺の方を向いてくれるのなら、いくらでもその状況を俺は利用させてもらいます。-
今更ながらに、寺本さんの本気を感じてしまう。
「もう三島常務のお嬢さんと会う事はない。今度はちゃんと言えた。」
坂口さんは私の耳元で囁く。
「自分の中に好きな女性が居る事に気が付いたので、ここで終わりにしてほしいと。もしお気に召さないのなら、俺をこのプロジェクトから外してもらっても構わないですからときちんと伝えた。」
「そんな…。」
「俺がもっと初めの段階でちゃんと断る事が出来ていたら良かったんだ。でもお嬢さんは不服そうだったが、常務は言ってくれた。仕事とこの事は別の事だと。」