いつか散る花
「あら?さっきの、、、?」

後ろを振り向くとさっきの綺麗な先生が立ってた

「どう、、、」

私の目線に合わせるように腰を屈め

腕を掴もうとしてくる先生をよけ

走る

「なんで、、、」

視界が良くなくても人間ってここまで走れるんだ

教室に戻りカバンをとってギリギリ電車に乗り込む

誰もいないボックスの椅子に座りカバンに顔を埋め

静かに涙を流す
< 13 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop