教育係の私が後輩から…
私に着いて来る誠一郎へ冷たい眼を向ける私へ当然のように誠一郎は肩を組んできた。
「どこまで着いて来るの?
明日早いんでしょ?」
「宣言通り宣美を抱くし、キスの練習も有るだろ?
何より、腹の子の為に栄養のある食事作らないとな?」
まだ、出来たか分からない子供の為に、食事を作ると言う誠一郎。
「自分で作って食べるから心配しなくて良いって!」
「嘘つけ!料理なんて出来ないだろ?」
「出来ます!」
「 怪我した時、俺が差し入れした物、全部冷蔵庫の中で腐らせてたくせに!」
「あれは…体が痛くて動けなくて…」
「その後だって、七本さんと快気祝に行った時だって、まともに包丁使えなかっただろ?
宣美が料理苦手な事くらい、見てりゃ分かる。」
「う゛」
「別に料理が出来なくても良いさ。
俺が出来るから問題ない。
夫婦ってものは、お互いを想い、助け合うものだって有馬社長や宣美に教わったからな?」
「夫婦!?」
「あぁ、俺達結婚するんだろ?」
だろ?…て?
まだ、そこまで考えてない。
駅前の24時間営業のスーパーで買い物して、ご飯を作ってくれた。
そして宣言通り私を抱き、誠一郎は朝方帰って行った。