教育係の私が後輩から…

…どうしよう…。
マジでヤバいかも…。

予定日になっても、来ない。
え?
これって検査した方が良いってやつ?
嘘…?
検査薬買う? 何処で? 誰が?
やっぱり…わたしだよね…?

「おはよう!」

「えっ!? あ…おはよう。」

七本か…ビックリした。

「どうした?」

「な、なんでもない。」

「なんかきょどりすぎじゃねぇ? 何かあるなら相談乗るけど?」

七本なら、相談しても大丈夫だよね?
誠一郎と私の関係知ってるし…

「七本ちょっと…」

私は七本を給湯室まで連れて行き、事情を話した。

「妊娠検査薬!?」

「バカ!!声デカい!!」

「ごめん…」

「まだ来てないのかよ?」

「うん…本当は先週来るはずなんだけど、まだ来ない。ねぇ?調べた方が良いかな?」

「まぁ…可能性があるならな…?」

「だよね…?
ねぇ妊娠検査薬って何処で買うの
病院? 薬局で買える?」

「俺、買ったこと無いけど、多分薬局で買えるんじゃ無いか?」

「ねぇ七本買って来てくれないかな?」

「はぁ?? なんで俺なんだよ? 猪瀬さんに頼んだら良いだろ?」

「彼には言えない。 小林総合病院長のお嬢さんとの婚約話が進んでるらしいから…もし、出来てたら彼も絶対困ると思うし…」

「じゃ、自分で行けよ?」

「だ、だって恥ずかしいだもん…」

「俺だって恥ずかしいわ!」

「えーお願い?」

両手を合わせ、私は七本へ懇願した。

「…たく…そんな顔されたら、断れないだろ?」

「やった! 有難う。 今から行って来てくれる? 気になって仕事が手につかないからさ?」

「分かった。今から行って来てやるよ!」

そのまま買いに行くと言って、七本は階段を下りていった。

あっお金!

私は七本を追い階段へと向かった。

「七本! お金!
それから、誠一郎にはナイショ」

「佐伯危ない!!」

えっ!?
あっ!

「キャァー」

ガタガタッ

「佐伯!
佐伯!! おい大丈夫か?」

「痛い…」

「今、救急車を呼ぶから!」

「ダメ…大事にしないで…」

私はそのまま気を失ってしまった様で、気がつくと、病院のベットの上にいた。

そして側には七本と、専務がいた。



< 81 / 135 >

この作品をシェア

pagetop