幼なじみの榛名くんは甘えたがり。



「それでも貼って、とりあえず隠しておいたほうがいいんじゃない?」


「隠さないと目立つ……かな?」


「そりゃーね。そんな紅く綺麗についてたらキスマークにしか見えないからねぇ。逆に今まで気づかなかったのがすごいわ」


「か、隠します……」


こうして、杏奈からもらった絆創膏で首元を隠して、1日を過ごした。


***


━━放課後。


ホームルームが終わってから、スーパーに寄って家に帰った。


玄関の扉を開けると、榛名くんはまだ帰ってきていない様子。



少しだけホッとした。


最近のわたしは、会ったらどんな顔をすればいいんだろうと、ずっと考えてしまう。



とりあえず、スーパーで買ったものを冷蔵庫にしまい、自分の部屋で、着替えを済ませた。


ちょうど、着替えを済ませて、リビングに戻ろうとした時。


スマホがピコピコっと鳴った。

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