限りない愛~甘い彼に心揺れて~
「大ちゃん、好きだよ」
「真帆……」
真っ直ぐと見つめて、告げる。私に顔を押さえられている副社長改め大ちゃんの声はほんの少しかすれていた。珍しく動揺しているようだ。
だったらもっと動揺させたい……。
大ちゃんとの距離を縮め、いまだ固まっている彼の唇に自分の唇をそっと重ねた。大胆なことをしているという自覚はあるけれど、愛しいという気持ちが止まらない。
私はもう一度彼にキスをした。
すると、スイッチが入ったように大ちゃんが動き出す。私の手首を大ちゃんが突然掴んだから、ビクッと頬から手を離した。
「真帆といると楽しくなるな」
「そ、そう?」
掴まれた両腕は上にとあげられて。今度は私が目を見開いた。なにをなさるつもりでしょうか?
大ちゃんは笑いながら、私を後ろに倒していく。本当になにをするつもり?
ちょっと、待ってください……。
心がついていかないでいるのに、大ちゃんの動きは着々と進む。
強張る体に彼の体が重なる。首筋に顔が近付いて、唇が触れた。私はその感触に体を揺らす。頬を染める私を彼は見下ろして、妖しく微笑む。
「真帆……」
真っ直ぐと見つめて、告げる。私に顔を押さえられている副社長改め大ちゃんの声はほんの少しかすれていた。珍しく動揺しているようだ。
だったらもっと動揺させたい……。
大ちゃんとの距離を縮め、いまだ固まっている彼の唇に自分の唇をそっと重ねた。大胆なことをしているという自覚はあるけれど、愛しいという気持ちが止まらない。
私はもう一度彼にキスをした。
すると、スイッチが入ったように大ちゃんが動き出す。私の手首を大ちゃんが突然掴んだから、ビクッと頬から手を離した。
「真帆といると楽しくなるな」
「そ、そう?」
掴まれた両腕は上にとあげられて。今度は私が目を見開いた。なにをなさるつもりでしょうか?
大ちゃんは笑いながら、私を後ろに倒していく。本当になにをするつもり?
ちょっと、待ってください……。
心がついていかないでいるのに、大ちゃんの動きは着々と進む。
強張る体に彼の体が重なる。首筋に顔が近付いて、唇が触れた。私はその感触に体を揺らす。頬を染める私を彼は見下ろして、妖しく微笑む。