限りない愛~甘い彼に心揺れて~
「はい。先月から食事を何度かしているうちに心がその人に向くようになり、今月からお付き合いを始めました」
「ほお、いい顔しているね。きっとその人はユリナさんを大事にしてくれているんだね」
ユリナさんは「はい」と力強く返事をして、部屋を出て行った。
「大祐は知っていたのか?」
「はい。例の試写会の前日に連絡をいただきました。彼女の気持ちに応えることが出来なく、本当に申し訳なかったので、安心したというか嬉しかったです」
「まあ、そうだな。で、大祐はやっぱり宮坂さんなんだね」
「はい、昨夜もお話させてもらいましたが、生涯のパートナーにしたいと思うのは真帆だけです」
突然自分が話の話題に入り、私はふたりの顔を交互に見た。大ちゃんは会長を説得するべき昨夜も話をしていたんだ。
ユリナさんに交際している人がいるなら先に話せばよかったのだろうけど。ユリナさんのことは本人から直接話してもらいたく、今日呼んだそうだ。
会長ではなく大ちゃんが呼んだことを知り、ユリナさんがここに来た理由が分かった。
「ほお、いい顔しているね。きっとその人はユリナさんを大事にしてくれているんだね」
ユリナさんは「はい」と力強く返事をして、部屋を出て行った。
「大祐は知っていたのか?」
「はい。例の試写会の前日に連絡をいただきました。彼女の気持ちに応えることが出来なく、本当に申し訳なかったので、安心したというか嬉しかったです」
「まあ、そうだな。で、大祐はやっぱり宮坂さんなんだね」
「はい、昨夜もお話させてもらいましたが、生涯のパートナーにしたいと思うのは真帆だけです」
突然自分が話の話題に入り、私はふたりの顔を交互に見た。大ちゃんは会長を説得するべき昨夜も話をしていたんだ。
ユリナさんに交際している人がいるなら先に話せばよかったのだろうけど。ユリナさんのことは本人から直接話してもらいたく、今日呼んだそうだ。
会長ではなく大ちゃんが呼んだことを知り、ユリナさんがここに来た理由が分かった。