限りない愛~甘い彼に心揺れて~
でも、いつでも隣に大ちゃんがいてくれる。いつでも私を支えてくれる。今でも支えてくれている。だから、私も同じように支えることが出来るなら……迷いはない。

私の真意を探るように見る会長の瞳に怯むことなく、真っ直ぐと見返した。


「はい、私も大祐さんと同じ気持ちで一生を共にしたいと思うのは、大祐さんだけです。会長がご心配されているように自分に背負えるかという不安はあります。しかしながら、私の手をしっかりと掴んでくれる大祐さんを信じて、お互い支え合っていきたいと思います」


生半可なふわふわした気持ちではないことをしっかり目を見て、伝えた。


「そうか、うん。ふたりの気持ちがそこまで同じなら、認めよう。大変だろうけど、力を合わせて頑張りなさい」

「ありがとうございます!」

「ありがとうございます」


会長からお許しの言葉をもらい、私たちは揃ってお礼を言った。それから、顔を見合わせるて、頷き合う。彼は握る手の力を強めた。


「真帆、あらためてよろしく」

「こちらこそよろしくお願いします:


そんな私たちを見ていた会長が手を叩いた。
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