御曹司は眠り姫に愛を囁く
眠り姫に愛を囁く 瑛side~
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いつもの夜のように、女のカラダを自分のカラダで組み敷いた。

彼女のキレイな黒い瞳が戸惑いで揺れてる。

俺も迷っていた・・・

俺は『本当にいいのか?』と問いかけたが、彼女は引き戻さなかった。

自ら望んで愛のない夜を過ごそうとしている。

俺も…男。

――――――このままでは終わらない。


俺は顔を近づけると彼女は瞳を閉じて、キスに応じた。

ぷっくりとした程よい大きさの唇に再びキスを落とし、彼女の官能を煽っていく。

柔らかい彼女の唇は温かく、それでいて濡れていた。
息をしようと開いた唇を唇で塞ぎ、舌で彼女の口内を探る。
愛しさを含んだキスは俺の秘めた想いを焦がせる。

俺の方が彼女に煽られていったーーー・・・




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