おはようからおやすみを笑顔で。
名前を呼ばれてハッと我にかえる。つい、呆然と固まってしまっていた。


「あ、あの。私、帰ります。失礼します」

凄く気まずくなって、早くここから去りたくなった。
手に持っていた妊娠検査薬をさっと棚に戻し、私は逃げるようにその場から離れ、家に帰った。
< 102 / 129 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop