おはようからおやすみを笑顔で。
部屋の前に到着すると、彼はスマートな仕草で扉を開け、私を先に中に入れてくれる。
すぐに部屋の電気が点き、中へと足を進めていく。
……それにしても今日は本当に素敵な誕生日だった。
大好きな人と一緒に過ごせただけでなく、こんな高級ホテルで今まで味わったことのないような美味しいご飯を食べて、かわいいプレゼントまでもらって、しかも宿泊まで……。
これ以上の幸せなんてないんじゃないかなと思いながら部屋に入ると……
「わあ……」
一面が大きな窓となっていて、さっきレストランにいた時のように、東京の夜景が一望出来る。
レストランで見た夜景ももちろん綺麗だったけれど、今はこの夜景を私と斉野くんが二人占めしているような感覚にもなれて、また違う幸福感に包まれる。
「景色が凄いね! 斉野くんもこっち来て見てみてーー」
と言いながら振り向き、思わず言葉に詰まった。
視線の先にいた彼は何故か、眉間に皺を寄せてとにかく怖い顔であさっての方向を見ていたから。
な、なんで? なんでこのタイミングでそんな顔するんだろう?
すると彼は、怖い顔をしたままベッドに腰掛け、なんと
「はあ……」
と、深い溜め息を吐いた……。
すぐに部屋の電気が点き、中へと足を進めていく。
……それにしても今日は本当に素敵な誕生日だった。
大好きな人と一緒に過ごせただけでなく、こんな高級ホテルで今まで味わったことのないような美味しいご飯を食べて、かわいいプレゼントまでもらって、しかも宿泊まで……。
これ以上の幸せなんてないんじゃないかなと思いながら部屋に入ると……
「わあ……」
一面が大きな窓となっていて、さっきレストランにいた時のように、東京の夜景が一望出来る。
レストランで見た夜景ももちろん綺麗だったけれど、今はこの夜景を私と斉野くんが二人占めしているような感覚にもなれて、また違う幸福感に包まれる。
「景色が凄いね! 斉野くんもこっち来て見てみてーー」
と言いながら振り向き、思わず言葉に詰まった。
視線の先にいた彼は何故か、眉間に皺を寄せてとにかく怖い顔であさっての方向を見ていたから。
な、なんで? なんでこのタイミングでそんな顔するんだろう?
すると彼は、怖い顔をしたままベッドに腰掛け、なんと
「はあ……」
と、深い溜め息を吐いた……。