100%ない恋物語
翌日 9月23日(日曜日)
昨夜は、
2時近くまで最後の方は宴会になっていた
眠い目をこすり時計を見ると、
8時20分だった
部屋を出て、食事へ向かう廊下で東海林さんに会った
「東海林さんおはようございます。」
「最上様おはようございます」
「昨夜は、楽しまれましたか?」
「はい、皆さんと食べて、
呑んで楽しかったです」
「本日、ホテルへ行かれるますよね」
「はい。あ、結実さんは起きてますか?」
「結実お嬢様はまだお休みになってます」
「皆さんはもう食事はしたんですか」
「旦那様と奥様はまだ召し上がっておりません。お部屋の方におられます。」
「そうですか分かりました」
「あ、最上様、
私の事は玄さんで良いですよ。」
「え!いやでも」
「昨夜、玄さんとおっしゃっていたので
旦那様もそう呼んで下さいます」
「すいません、ちょっと酔ってたみたいで
じゃ、これから玄さんで呼ばせてもらいます
俺の事も、涼で良いですよ。」
「では、涼様でよろしいですか?」
「様は要らないんですけど」
すると、奥の部屋のドアが開く音がして
結実さんが起きてきた。
「最上さん東海林さんおはようございます」
東海林さんと俺は「おはようございます」
「結実さん、涼で良いですよ」
「はい、あの涼さんで」
少し恥ずかしそうな顔で言った
俺達は食事をする為に部屋へ向かった
部屋に入ると、丁度席に着く所だった
「おはようございます。
昨日は色々とありがとうございました」
「おはよう」と2人が言った
「良いんだよ!私達も楽しかったよ」
「今日行くんでしょホテル、私も行こう
ワクワクするね!」
とお母さんは嬉しいそうに言った
「それじゃ、皆んなで行こう」
朝食を終え部屋に戻った
昨日、結実さんに言った事を思い出していた
出会って1日で告白した事、
でも、それを早すぎたとかそういう後悔などは全くなかった。
ただ、結実さんはどうだったのだろうか?
いっときの感情だけで受け入れたんじゃないかと
30分後俺は結実さんと散歩に出た。
30分くらい歩くとカフェが見えてきた。
ちょっとお洒落な自由が丘らしい?お店に入った
暫く話をして俺は朝疑問に思った事を聞いた
「結実さんちょっと聞いてもいいですか」
「はい、何ですか?」
「昨日、俺が言った事、
結実さんと一緒に居たいって
結実さんも、
一緒に居たいって言ってくるました
本心なのかなって、
一時の感情で言ったのかなって?
ごめんなさい、ずっと気になってて、俺なんかで良いのかなって?」
「涼さん・・
気にさせてしまってごめんなさい
本心です、一時の感情とかではないですよ
私、今までにお付き合いを申し込まれた方が何人 かいました
でも、私が待っている人じゃないって、全部お断りしました
涼さんと出会った時、
暖かい気持ちになって、
その時、この人と一緒に居たいって思ったんです
私の待っていた人に逢えたって思いました。
だから、私とずっと一緒に居て下さね」
「あの、改めて、俺と結婚して下さい。」
俺はちょっと小声で言った
「はい。よろしくお願いします」そう言って笑った
「涼さん、顔赤いですよ!」
「え、本当ですか!?」
「嘘ですよ」
「結実さん・・」
結実さんと俺は同時に吹き出すように笑った
結実さんも冗談言うんだ。結実さんの新しい一面を見た気がした。
家に戻り昼食をとり14時35分お台場にあるホテルへと向かった。
15時15分
ホテルに着くとスーツを着た男性と従業員と思われる女性が3人いた
東海林さんが車のドアを開ける
お父さん、お母さん、そして俺と結実さんが降りる
俺はホテルを見上げたKAMIKOUCHI HOTELと書かれていた でかいし高いし30~40階くらいか
スーツの男性が
「社長お待ちしておりました。結実様お久しぶりぶりです そちらからが、最上様ですね初めまして」
そう言うと、名刺を出して「総支配人の鮫島と申します」
「最上です。今日はよろしくお願いします」と、頭を下げた
鮫島さんが一人の女性を呼んだ
「ブライダルの宮坂です」
女性は「ブライダル担当の宮坂鳳花です。よろしくお願いします」
俺と結実さんは「よろしくお願いします」と会釈した
そして、俺は宮坂さんを見て思わず「あれ!?」と言った
「はい、何でしょうか?」
「あ、いや僕の知っている人に似ていたので、その人も、宮坂っていいます」
「宮坂・・名前は?」
「美咲っていいます。僕の職場の上司です」
「美咲、それ私の妹です偶然ですねこれも出会いですね」
少し雑談した後「では、案内します」
俺達は宮坂さんと2階にあるブライダルのフロアへ
「これからのお二人の日程など準備などは
後程ご案内致します。
先にお二人が着る御衣装をご案内致します」
部屋に入ると、
3人の女性とマネキンに着せられた衣装が並んでいた
女性達は俺達に挨拶をした
結実さんは、
「素敵な衣装が沢山ありますね」
「ほんと、沢山あるわよね!私の時はこんなになかったわ!
これも素敵あれも素敵迷うわ!」
いや、お母さんが選ぶんじゃないから!?
「結実、これどう、色もデザインも素敵じゃない」
「お母様、こちらのドレスも可愛いですよ」
いつの間にか2人はドレスに夢中になっていた
俺の事忘れてる!?
宮坂さんが「新郎様もどうぞ、新婦様よりも数は少ないですが」
確かに10着くらいしかない。
「何でお母さんがはしゃいでいるんだ?
お母さんが結婚するみたいじゃないか?
涼君、僕は総支配人と話があるから
ゆっくり見ていきなさい。」
「はい。ありがとうございます」
そう言うと部屋を出ていった。
「ある程度決まったら、試着してみましょう
それか、新婦さんのドレスに合わせるのも良いで すよ」
「そうですね。結婚式って女性が主役ってイメージ があります 結実さんのドレスに合わせます」
「はい、分かりました」
「そういえば、ほかにお客さんはいないんですか」
「はい。御二人の為のブライダルフェアとなってます」
「すいません。ありがとうございます
あの、今日の事は先輩・・宮坂主任には内緒にお 願いします 冷やかされそうで」
「美咲なら、さっきまでいましたよ」
「そうなんですか!結婚するんですか?」
「違う違う、今ねスイーツの食べ放題やってるんですよ」
「そうなんですね。先輩大食いだから。」
宮坂さんは笑いながら「今日も、全種類食べたって自慢してましたよ」
「ブラックホールですね」
「そうですね。ちなみにもう帰りましたよ」
「なんか、向こう賑やかですね!」
「新婦さんと一緒にご覧になってはどうですか」
「はい、そうします。俺の方は結実さんのドレスに 合わせるんで」
「分かりました」
結実さん達と選ぶ事にした
いくつかピックアップし試着をした
17時5分
別室にて今後の式までの流れの説明を受けた
招待状とか引き出物とか、色々と決めなければならない事があった
17時55分
ひと通りの説明や質問が終わり、
後日、また来る事になった。
夕食後、雑談を混じえながら遅くまで結婚式の事を話し合った
結婚式は10月7日(日曜日)に決まった、いや決まっていた
昨夜は、
2時近くまで最後の方は宴会になっていた
眠い目をこすり時計を見ると、
8時20分だった
部屋を出て、食事へ向かう廊下で東海林さんに会った
「東海林さんおはようございます。」
「最上様おはようございます」
「昨夜は、楽しまれましたか?」
「はい、皆さんと食べて、
呑んで楽しかったです」
「本日、ホテルへ行かれるますよね」
「はい。あ、結実さんは起きてますか?」
「結実お嬢様はまだお休みになってます」
「皆さんはもう食事はしたんですか」
「旦那様と奥様はまだ召し上がっておりません。お部屋の方におられます。」
「そうですか分かりました」
「あ、最上様、
私の事は玄さんで良いですよ。」
「え!いやでも」
「昨夜、玄さんとおっしゃっていたので
旦那様もそう呼んで下さいます」
「すいません、ちょっと酔ってたみたいで
じゃ、これから玄さんで呼ばせてもらいます
俺の事も、涼で良いですよ。」
「では、涼様でよろしいですか?」
「様は要らないんですけど」
すると、奥の部屋のドアが開く音がして
結実さんが起きてきた。
「最上さん東海林さんおはようございます」
東海林さんと俺は「おはようございます」
「結実さん、涼で良いですよ」
「はい、あの涼さんで」
少し恥ずかしそうな顔で言った
俺達は食事をする為に部屋へ向かった
部屋に入ると、丁度席に着く所だった
「おはようございます。
昨日は色々とありがとうございました」
「おはよう」と2人が言った
「良いんだよ!私達も楽しかったよ」
「今日行くんでしょホテル、私も行こう
ワクワクするね!」
とお母さんは嬉しいそうに言った
「それじゃ、皆んなで行こう」
朝食を終え部屋に戻った
昨日、結実さんに言った事を思い出していた
出会って1日で告白した事、
でも、それを早すぎたとかそういう後悔などは全くなかった。
ただ、結実さんはどうだったのだろうか?
いっときの感情だけで受け入れたんじゃないかと
30分後俺は結実さんと散歩に出た。
30分くらい歩くとカフェが見えてきた。
ちょっとお洒落な自由が丘らしい?お店に入った
暫く話をして俺は朝疑問に思った事を聞いた
「結実さんちょっと聞いてもいいですか」
「はい、何ですか?」
「昨日、俺が言った事、
結実さんと一緒に居たいって
結実さんも、
一緒に居たいって言ってくるました
本心なのかなって、
一時の感情で言ったのかなって?
ごめんなさい、ずっと気になってて、俺なんかで良いのかなって?」
「涼さん・・
気にさせてしまってごめんなさい
本心です、一時の感情とかではないですよ
私、今までにお付き合いを申し込まれた方が何人 かいました
でも、私が待っている人じゃないって、全部お断りしました
涼さんと出会った時、
暖かい気持ちになって、
その時、この人と一緒に居たいって思ったんです
私の待っていた人に逢えたって思いました。
だから、私とずっと一緒に居て下さね」
「あの、改めて、俺と結婚して下さい。」
俺はちょっと小声で言った
「はい。よろしくお願いします」そう言って笑った
「涼さん、顔赤いですよ!」
「え、本当ですか!?」
「嘘ですよ」
「結実さん・・」
結実さんと俺は同時に吹き出すように笑った
結実さんも冗談言うんだ。結実さんの新しい一面を見た気がした。
家に戻り昼食をとり14時35分お台場にあるホテルへと向かった。
15時15分
ホテルに着くとスーツを着た男性と従業員と思われる女性が3人いた
東海林さんが車のドアを開ける
お父さん、お母さん、そして俺と結実さんが降りる
俺はホテルを見上げたKAMIKOUCHI HOTELと書かれていた でかいし高いし30~40階くらいか
スーツの男性が
「社長お待ちしておりました。結実様お久しぶりぶりです そちらからが、最上様ですね初めまして」
そう言うと、名刺を出して「総支配人の鮫島と申します」
「最上です。今日はよろしくお願いします」と、頭を下げた
鮫島さんが一人の女性を呼んだ
「ブライダルの宮坂です」
女性は「ブライダル担当の宮坂鳳花です。よろしくお願いします」
俺と結実さんは「よろしくお願いします」と会釈した
そして、俺は宮坂さんを見て思わず「あれ!?」と言った
「はい、何でしょうか?」
「あ、いや僕の知っている人に似ていたので、その人も、宮坂っていいます」
「宮坂・・名前は?」
「美咲っていいます。僕の職場の上司です」
「美咲、それ私の妹です偶然ですねこれも出会いですね」
少し雑談した後「では、案内します」
俺達は宮坂さんと2階にあるブライダルのフロアへ
「これからのお二人の日程など準備などは
後程ご案内致します。
先にお二人が着る御衣装をご案内致します」
部屋に入ると、
3人の女性とマネキンに着せられた衣装が並んでいた
女性達は俺達に挨拶をした
結実さんは、
「素敵な衣装が沢山ありますね」
「ほんと、沢山あるわよね!私の時はこんなになかったわ!
これも素敵あれも素敵迷うわ!」
いや、お母さんが選ぶんじゃないから!?
「結実、これどう、色もデザインも素敵じゃない」
「お母様、こちらのドレスも可愛いですよ」
いつの間にか2人はドレスに夢中になっていた
俺の事忘れてる!?
宮坂さんが「新郎様もどうぞ、新婦様よりも数は少ないですが」
確かに10着くらいしかない。
「何でお母さんがはしゃいでいるんだ?
お母さんが結婚するみたいじゃないか?
涼君、僕は総支配人と話があるから
ゆっくり見ていきなさい。」
「はい。ありがとうございます」
そう言うと部屋を出ていった。
「ある程度決まったら、試着してみましょう
それか、新婦さんのドレスに合わせるのも良いで すよ」
「そうですね。結婚式って女性が主役ってイメージ があります 結実さんのドレスに合わせます」
「はい、分かりました」
「そういえば、ほかにお客さんはいないんですか」
「はい。御二人の為のブライダルフェアとなってます」
「すいません。ありがとうございます
あの、今日の事は先輩・・宮坂主任には内緒にお 願いします 冷やかされそうで」
「美咲なら、さっきまでいましたよ」
「そうなんですか!結婚するんですか?」
「違う違う、今ねスイーツの食べ放題やってるんですよ」
「そうなんですね。先輩大食いだから。」
宮坂さんは笑いながら「今日も、全種類食べたって自慢してましたよ」
「ブラックホールですね」
「そうですね。ちなみにもう帰りましたよ」
「なんか、向こう賑やかですね!」
「新婦さんと一緒にご覧になってはどうですか」
「はい、そうします。俺の方は結実さんのドレスに 合わせるんで」
「分かりました」
結実さん達と選ぶ事にした
いくつかピックアップし試着をした
17時5分
別室にて今後の式までの流れの説明を受けた
招待状とか引き出物とか、色々と決めなければならない事があった
17時55分
ひと通りの説明や質問が終わり、
後日、また来る事になった。
夕食後、雑談を混じえながら遅くまで結婚式の事を話し合った
結婚式は10月7日(日曜日)に決まった、いや決まっていた