100%ない恋物語
9月24日(月曜日)祝日
7時35分 目が覚めて部屋を見渡す
それにしても、広い部屋だな・・
そんな事を思いながら朝食へ
部屋へ入ると丁度食べ始める所だった。
俺は挨拶をして、席に着いた
「今日も打ち合わせかな」とお父さん
「はい。10時からです、そういえば
スイーツの食べ放題をやっていると聞きました」
「今日までやってるはずだよ、
涼君好きなのか」
「一度スイーツの食べ放題
行ってみたかったんです」
「良いわね!
打ち合わせ終わったら食べに行きましょ」
お父さんは俺と結実さんの方を見ながら
「お母さん」と言って首を振った
すると、俺達をみて何かを感じたのか
「もしかして、お邪魔よねそうよね!?」
「もう、お母様」
と少し照れた顔で結実さんが言った
9時10分ホテルに向かう
9時50分到着
ロビーで5分程待つと宮坂さんが来た
1時間程打ち合わせと次回の日程を確認してスイーツ会場へ
会場に入ると、
スイーツの良い香りがしてきた
やっぱり女性が多いな、そんな事を思いながら席に着いた
結実さんが先に取りに行き数分で席に戻ってきた
お皿には、4種類の小さめのケーキとコーヒー
俺も取りに行き席につく。
全種類と思っていたが、15種類で俺はギブアップ
しかし、結実さんは、
「これで、全28種類制覇です!」と、最後の一つを口にした
「結実さん、大丈夫ですか?結実さんってもしかして大食い・・ですか?」
「美味しかった!
好きな物は、いくらでも入ります。」と笑った
この先、俺は結実さんの以外な一面を
何回いや何十回見るのだろうか!?
それを考えると、怖いような楽しいようなそんなワクワク感があった
9月25日(火曜日)
上高地家に来てからの初めての出勤だ。
玄さんは職場まで乗せてってくれると言ってくれたが、それは断った。
8時10分玄関を出た俺に、
メイドさん、玄さん「行ってらっしゃいませ、お気をつけて」
お母さん「涼ちゃん、行ってらっしゃい」
お父さん「涼君、行ってらっしゃい」
そして結実さん
「涼さん、行ってらっしゃい」
結実さんのそれを聞いて少し照れくさかった
「行って来ます」
そういえば、
行ってらっしゃい なんて何年ぶりかな。
8時35分会社到着
「宮坂先輩おはようございます。
早いんですね」
「おはよう。最上君こそ早いじゃない」
「あの、話があるんですけど」
結婚の報告と出席して欲しいとお願いした
「良かったじゃない。おめでとう!もちろん出席するわよ」
「ありがとうございます」
どこでするの?と聞かれ
「上高地ホテルです」
「え!お台場の?私の姉がいるよ」
お姉さんが担当の事、結実さんの事を話した
どんな人なのと聞かれ
「暖かくて、ふんわりした、風の様な女性です」
ふっと笑われ「最上君からそう言う言葉を聞くとは思わなかった」
確かに、言った自分も恥ずかしくなった
ちょっと意外だったな、
絶対冷やかされると思ったのに
普通に話しを聞いてくれた!?
その後、課長と部長の所に行き報告をした
そして、結婚式前日の夜10月6日(土曜日)
食事が終わり、
結実さんは両親に感謝の言葉を述べた
「お父様、お母様、私が18の時に、
本当の両親ではない事を話して下さいました
その言葉を、
私は受け止める事が出来ませんでした
苦しくて、悲しくて、泣いていました
その事を、
話さなければならない、お父様もお母様 も、
辛かったと思います
でも、話す前と同じように接してくれて
ここにいる皆さんの温かい気持ちと言葉 で
少しづつ私も、
受け入れる事が出来るようになりました
お父様、お母様、そして、
皆さんが私の大切な家族 です。
私を今日まで、
育てて下さりありがとうございました」
俺はその話を聞いて泣きそうになった。
そして、お父さんとお母さん、
特に、お父さんは号泣していた!
「涼ちゃん、結実の事、お願いします」
「涼君、結実の事、任せたよ」
俺は一言「はい」と答えた
そして、続けて俺は、あるお願いをした
「お父さん、お母さんお願いがあります」
「ん、何?」 「何だい?涼君」
「名前の事何ですが、
俺が最上から上高地になってはダメでしょうか
結実さんには、話しました」
お父さんとお母さんは顔を見合わせて頷いた
「私達は、2人が決めた事なら構わないよ
でも、何故?」
「はい、実は親父もそうでした、旧姓は酒井
だったそうです、名前は流(ながれ)と言います
最上で最上川を連想したそうです、川は流れる
俺はこっちの方がしっくりくる!
最上流、それで、最上になったそうです」
「なるほど、粋なお父さんだね!」
「俺も、上高地って避暑地とか、
涼しいイメージがあります。
俺の名前も、涼しいと書きます
上高地涼こっちの方がしっくりきます」
「分かった、でも、本当に良いのかい?」
「親父もお袋もきっとこう言います、
やっぱり俺の息子だ
考える事はお父さんと同じね
上高地にしなさいって、
言ってくれると思います」
「ありがとう」
そう、お父さんとお母さんは言った。
7時35分 目が覚めて部屋を見渡す
それにしても、広い部屋だな・・
そんな事を思いながら朝食へ
部屋へ入ると丁度食べ始める所だった。
俺は挨拶をして、席に着いた
「今日も打ち合わせかな」とお父さん
「はい。10時からです、そういえば
スイーツの食べ放題をやっていると聞きました」
「今日までやってるはずだよ、
涼君好きなのか」
「一度スイーツの食べ放題
行ってみたかったんです」
「良いわね!
打ち合わせ終わったら食べに行きましょ」
お父さんは俺と結実さんの方を見ながら
「お母さん」と言って首を振った
すると、俺達をみて何かを感じたのか
「もしかして、お邪魔よねそうよね!?」
「もう、お母様」
と少し照れた顔で結実さんが言った
9時10分ホテルに向かう
9時50分到着
ロビーで5分程待つと宮坂さんが来た
1時間程打ち合わせと次回の日程を確認してスイーツ会場へ
会場に入ると、
スイーツの良い香りがしてきた
やっぱり女性が多いな、そんな事を思いながら席に着いた
結実さんが先に取りに行き数分で席に戻ってきた
お皿には、4種類の小さめのケーキとコーヒー
俺も取りに行き席につく。
全種類と思っていたが、15種類で俺はギブアップ
しかし、結実さんは、
「これで、全28種類制覇です!」と、最後の一つを口にした
「結実さん、大丈夫ですか?結実さんってもしかして大食い・・ですか?」
「美味しかった!
好きな物は、いくらでも入ります。」と笑った
この先、俺は結実さんの以外な一面を
何回いや何十回見るのだろうか!?
それを考えると、怖いような楽しいようなそんなワクワク感があった
9月25日(火曜日)
上高地家に来てからの初めての出勤だ。
玄さんは職場まで乗せてってくれると言ってくれたが、それは断った。
8時10分玄関を出た俺に、
メイドさん、玄さん「行ってらっしゃいませ、お気をつけて」
お母さん「涼ちゃん、行ってらっしゃい」
お父さん「涼君、行ってらっしゃい」
そして結実さん
「涼さん、行ってらっしゃい」
結実さんのそれを聞いて少し照れくさかった
「行って来ます」
そういえば、
行ってらっしゃい なんて何年ぶりかな。
8時35分会社到着
「宮坂先輩おはようございます。
早いんですね」
「おはよう。最上君こそ早いじゃない」
「あの、話があるんですけど」
結婚の報告と出席して欲しいとお願いした
「良かったじゃない。おめでとう!もちろん出席するわよ」
「ありがとうございます」
どこでするの?と聞かれ
「上高地ホテルです」
「え!お台場の?私の姉がいるよ」
お姉さんが担当の事、結実さんの事を話した
どんな人なのと聞かれ
「暖かくて、ふんわりした、風の様な女性です」
ふっと笑われ「最上君からそう言う言葉を聞くとは思わなかった」
確かに、言った自分も恥ずかしくなった
ちょっと意外だったな、
絶対冷やかされると思ったのに
普通に話しを聞いてくれた!?
その後、課長と部長の所に行き報告をした
そして、結婚式前日の夜10月6日(土曜日)
食事が終わり、
結実さんは両親に感謝の言葉を述べた
「お父様、お母様、私が18の時に、
本当の両親ではない事を話して下さいました
その言葉を、
私は受け止める事が出来ませんでした
苦しくて、悲しくて、泣いていました
その事を、
話さなければならない、お父様もお母様 も、
辛かったと思います
でも、話す前と同じように接してくれて
ここにいる皆さんの温かい気持ちと言葉 で
少しづつ私も、
受け入れる事が出来るようになりました
お父様、お母様、そして、
皆さんが私の大切な家族 です。
私を今日まで、
育てて下さりありがとうございました」
俺はその話を聞いて泣きそうになった。
そして、お父さんとお母さん、
特に、お父さんは号泣していた!
「涼ちゃん、結実の事、お願いします」
「涼君、結実の事、任せたよ」
俺は一言「はい」と答えた
そして、続けて俺は、あるお願いをした
「お父さん、お母さんお願いがあります」
「ん、何?」 「何だい?涼君」
「名前の事何ですが、
俺が最上から上高地になってはダメでしょうか
結実さんには、話しました」
お父さんとお母さんは顔を見合わせて頷いた
「私達は、2人が決めた事なら構わないよ
でも、何故?」
「はい、実は親父もそうでした、旧姓は酒井
だったそうです、名前は流(ながれ)と言います
最上で最上川を連想したそうです、川は流れる
俺はこっちの方がしっくりくる!
最上流、それで、最上になったそうです」
「なるほど、粋なお父さんだね!」
「俺も、上高地って避暑地とか、
涼しいイメージがあります。
俺の名前も、涼しいと書きます
上高地涼こっちの方がしっくりきます」
「分かった、でも、本当に良いのかい?」
「親父もお袋もきっとこう言います、
やっぱり俺の息子だ
考える事はお父さんと同じね
上高地にしなさいって、
言ってくれると思います」
「ありがとう」
そう、お父さんとお母さんは言った。