24時間の独占欲~次期社長が離してくれません~
(そんなに赤くならなくても……)
上は裸だが、下は部屋にあったパジャマを履いている。
自分の背中を見て赤面している伊鈴の反応が新鮮で、立花のいたずら心に火が点いた。
洗面室で顔を洗い、歯を磨きながら伊鈴の初々しさを思い出して、つい頬が緩む。
(反応、かわいすぎ)
それから、キッチンから水のペットボトルを2本取って、再びベッドに戻ると、伊鈴はまだ横になっていた。
「水持ってきたけど」
「あ、ありがとうございます……って、だ、だから! なにか上に着てって……きゃっ!!」
またしても赤面した伊鈴に、立花は跨って覆い被さる。
「昨日のこと、覚えてる?」
(こっ、こんなに接近されると、呼吸ができないですっ……)
不意を突いた立花の行動に、伊鈴は両手で顔を隠した。