略奪宣言~エリート御曹司に溺愛されました~

「もし誰かに何か聞かれたら、俺が無理に誘ったって言えばいい」

「そんなこと……」

「そのくらい美郷のこと守る覚悟はあるよ」


 真っ直ぐな琥珀の瞳に込められる匠海の覚悟が、美郷の胸を強く打つ。

 絡め取られた指先に、匠海がふわりと口づけを落とした。

 まるで誓いのキスだ。

 美郷を幸せにすると言われているようで、そのまま昇りつめてきた匠海の口唇を、瞼を下ろして素直に受け入れた。




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