【医者恋シリーズ3】エリート外科医の蜜甘求愛


組み敷かれてやっと、この状況にハッとなる。

慌てて下から先生の胸板を両手で押すと、難なくその手はベッドに縫いつけられてしまった。


「せんせ、私がここに入るのは、まずくないですか⁈」


出入りしているMRが当直室に忍び込んでいるなんて、間違いなくご法度。

見つかったら、私はここの担当を外されるだろうし、会社でも処分されるかもしれない。

そんな心配でまた違った緊張に襲われる私をよそに、市來先生は顔を近づけてくる。

咄嗟に横を向いて近付く唇から逃げたものの、そのせいで出してしまった耳元に口付けが落ちてきた。

「ひゃんっ!」と声を上げた私を、先生はクッと笑う。


「さっきも言っただろ、このタイミングで来たお前が悪いって」


耳元で甘く囁いて、わざとリップ音を立てて耳たぶにキスを落とす。


「オペのあとって、アドレナリン出まくりでヤバい興奮してんだよ」

「へっ……⁈」

「だから、今ここで抱かせろ」

< 105 / 110 >

この作品をシェア

pagetop