【医者恋シリーズ3】エリート外科医の蜜甘求愛
手首を拘束していた先生の片手が、私のブラウスのボタンを容赦なく外していく。
「待って」と、自由な方の手で止めるのを試みたけれど、意識が朦朧とするようなキスを仕掛けられ失敗に終わった。
唇を割って入ってきた熱い舌が、私の舌を難なく絡めとり、甘く濃厚な刺激を送り込む。
「……っんぁ、せっ、せんせ……」
唇が離れた隙に呼びかける声も熱に浮かされていて、先生は全く取り合ってくれない。
あっという間に胸元は下着が露わになっていて、眼下に見える自分の姿に全身の熱が急上昇した。
「この時間は誰も来ないし、鍵もかけてある。だから、大丈夫」
「で、でも……」
「今日はうちに連れて帰るつもりでいるけど、それまでもたない。観念しろ」
私の上に跨ったまま、市來先生は腕を上げてオペ着を脱ぎ捨てる。
目の前に迫った逞しい身体に改めて見惚れ、その色っぽさにくらくらきた。
「そうは言っても、声は抑えろよ? あの夜みたいに鳴かれたら、ここだとさすがにまずいから」
とんでもない注意をされ目を見開く。
恥ずかしいやら、そんなことないと否定したいやら、どうしようもなく恥ずかしくなって、両手で顔を覆い隠してこくこくと頷いた。
「いい子だ」
耳元で声がして、その唇はクスッと笑う。
優しい手つきで髪を撫でられながら、甘くとろけるキスが雨のように降り注いだ。