【医者恋シリーズ3】エリート外科医の蜜甘求愛
さっき入った入り口からすぐの場所に、昨日訪れた脳神経外科の外来診察室が位置していた。
私を抱えたまま部屋へと入った市來先生は、患者さんが掛ける椅子へと私を座らせる。
「久しぶりに見たな、大人の女があんな豪快に転んでんの」
そんなことを言いながら、奥のカーテンの先へと引っ込んでいく。
外からは三つの診察室の入り口があって部屋が仕切られているけど、奥で全ての診察室へ行き来できる通路があるつくりのようだ。
視線を落として改めて目にした傷は、思った以上に深いようだった。
踏みつけた小石の他にも石があったのか、角にぶつけた他にも擦り傷のようになって血が滲んでいる。
戻ってきた市來先生は、ステンレス製のバットをそばの台置く。
中には何かが浸った綿球とピンセット、ガーゼや包帯が入っていた。
「脱いで」
「えっ、ぬ、脱いでって」