王子?団長?どっちもお呼びじゃありません!!~異世界悠々おひとりさま満喫日記~


「いやアギレス、この短時間にこれだけの情報を集めたのだから大したものだ。後は俺の方で引き継ごう」

 ここから先は、師団長である俺の責任において遂行すべき仕事だ。

「ではフレデリック殿、すまんがこの一件は任せるよ。それから、よかったらその手紙はカタが付くまで、預かっておいてくれんか」

 俺が手紙を返そうとすれば、アギレスがそんなふうに言った。

「そうか。では一旦、俺が預からせてもらおう」

 場合によっては、この手紙が何某かの助けにある事もあるかもしれん。そう思い直し、アギレスの言葉通り、俺が預かっておく事にした。

「ではフレデリック殿、儂はこれで失礼するよ」
「また何かあれば知らせてくれ」





< 170 / 284 >

この作品をシェア

pagetop