王子?団長?どっちもお呼びじゃありません!!~異世界悠々おひとりさま満喫日記~
「やめてやめてエミリー、私なんて……って、エミリー? なんだか私たち、お互いで褒め合ってるわね?」
目の前で、アイリーンがくしゃりと笑った。その照れたみたいな笑顔がなんとも言えず可愛くて、思わず頬が緩んだ。
「ふふっ、それもそうだね」
「……ねぇエミリー、やっぱり私たちの関係には、どっちがすごいもなしにしたいわ。それで私たち二人で、これからも『おひとりさまライフ』をますます盛り上げていきましょう!?」
「! アイリーン、賛成よっ!」
アイリーンの言葉に一も二もなく頷いた。
……やっぱり、アイリーンには敵わない。私は喉まで出掛かった言葉を呑み込んで、女神のごときアイリーンを眩い思いで見つめた。