担当の営業社員は傲慢でした。【短編】
いや、理解したけど理解したくないっていうか。
というかそもそもなんで私?
「私じゃなくてもよいのでは?
私なんかより優秀な人間は他に、大勢いますので」
「確かに亀は仕事が遅い。
まさしく亀のようにな!」
うまいこと云ったな、俺。
と、また大爆笑してるあいつを呆然と眺めてた。
……いや、全然おかしくないし。
というか、笑い上戸?
「じゃあなんで」
「亀ほど俺の要望に応えてくれる人間はいないからな。
このあいだ頼んだ仕事だって、云われたこと以上のことをやってくれてたから訂正箇所なんてなかったし」
「それは、仕事をする上で当たり前っていうか」
「それに気付かない人間の方が多いんだ」
……あれ?
珍しく褒められてる?
いや、褒められたってあいつの補佐を外れたいって希望は変わらない。
というかそもそもなんで私?
「私じゃなくてもよいのでは?
私なんかより優秀な人間は他に、大勢いますので」
「確かに亀は仕事が遅い。
まさしく亀のようにな!」
うまいこと云ったな、俺。
と、また大爆笑してるあいつを呆然と眺めてた。
……いや、全然おかしくないし。
というか、笑い上戸?
「じゃあなんで」
「亀ほど俺の要望に応えてくれる人間はいないからな。
このあいだ頼んだ仕事だって、云われたこと以上のことをやってくれてたから訂正箇所なんてなかったし」
「それは、仕事をする上で当たり前っていうか」
「それに気付かない人間の方が多いんだ」
……あれ?
珍しく褒められてる?
いや、褒められたってあいつの補佐を外れたいって希望は変わらない。