クールな青山准教授の甘い恋愛マニュアル
「先生の服着てたんですけど……私……全然覚えてなくて……」
彼女はずっと熱でボーッとしてるか、寝てるかだったから覚えていないのは当たり前。
「ああ、汗かいてたから、三回くらい俺が身体拭いて着替えさせたよ」
何も隠さず事実を伝えたが、彼女にはかなりショックだったらしい。
「先生が私の身体拭いて……着替えさせた?」
目を大きく見開いて数十秒放心する綾香。
だが、突然、ブランケットを頭からすっぽり被って奇声を上げた。
「ギャー!」
彼女の反応に思わず面食らってしまう。
「急にどうしたの?」
「だってだって〜!見られた〜!」
何やらひとり騒ぐ綾香。
ああ……なるほど。裸見られたのが恥ずかしくて、ブランケット被ったわけか。
でも、今更被っても意味ないけど。
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