三途の川のお茶屋さん


それだけに、内心の衝撃は大きかった。

「十夜、違うんじゃ。儂は決してお主の技量を疑ったりはしておらん。本当に、儂にも詳細は分らんのじゃ。年寄りの戯言と思うて聞き流してくれ……じゃが、もし困った事があれば力になる、儂を訪ねなさい」

それは、とても天界の最高権力者の言葉とは思えぬものだった。

「突然邪魔をしてすまなかったな。ではな」

神威様はそれだけ告げると、瞬きする間にはもう、いなくなっていた。

予期せぬ神威様の来訪が意味するもの……。

考えれば考えるほど、胸には疑念ばかりが積もった。




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