ファンタジー探偵と学園祭
「でも、今回のドレスを破いたのはあなたじゃない。黒幕よ!」

みんなの顔にまた緊張が走る。

「黒幕はーーー……」

アイリーンは一人の生徒を指差した。



「こら!いつまで起きてるの!明日が土曜日だからって起きてちゃダメ!早く寝なさい」

パソコンを使って部屋で小説を書いていた女の子は、お母さんに怒られた。

「ええ〜!あとちょっとで書き終わるんだけど……」

「ダメ!早く寝なさい!もう十二時よ!」

「は〜い……」

女の子はパソコンの電源を切った。

「おやすみなさい、アイリーン。明日で事件は解決するからね」

女の子は部屋の電気を消し、ベッドの中に入った。
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