青い鳥
それから数日後、今日は新年明けて初めてのバイトだ。
年末からお正月まで工場が閉まっていたので久々の仕事。
人と接触しない接客業以外なら何でも良くて、家から一番近かった工場内でシール貼り、ピッキング、箱詰めをするアルバイトを選んだ。
基本一人作業なので嬉しい。
ロッカーに荷物を入れると貸し出しの制服に袖を通す。
「え、律?」
作業をしようとしたところを突然低い声に名前を呼ばれた。
男性に名前を呼ばれるのは久しぶりで。
私は恐る恐る振り返る。
そこに居たのは長めの茶色の髪の見たことがない男の子。
くっきりした二重の目を見たら脳の奥をモヤモヤさせる。
見覚えのある瞳だと感じた瞬間、フラッシュバックしたかのように甦る記憶。
年末からお正月まで工場が閉まっていたので久々の仕事。
人と接触しない接客業以外なら何でも良くて、家から一番近かった工場内でシール貼り、ピッキング、箱詰めをするアルバイトを選んだ。
基本一人作業なので嬉しい。
ロッカーに荷物を入れると貸し出しの制服に袖を通す。
「え、律?」
作業をしようとしたところを突然低い声に名前を呼ばれた。
男性に名前を呼ばれるのは久しぶりで。
私は恐る恐る振り返る。
そこに居たのは長めの茶色の髪の見たことがない男の子。
くっきりした二重の目を見たら脳の奥をモヤモヤさせる。
見覚えのある瞳だと感じた瞬間、フラッシュバックしたかのように甦る記憶。