クールな御曹司の本性は、溺甘オオカミでした
散々遊んで、疲れたところでお昼休憩。昼食も屋台の軽食で済ませた。ホットドッグやケバブにポテトを、スチールのテーブルセットについていただく。
周りは家族連れが多く、どのテーブルも騒がしく休日然としていた。

「もう少し遊んだら、都内に戻りましょう」
「うん、そうだね」
「夕方から映画見るのはどうです?」

映画かぁ、結構はしゃいだから眠くなりそうだなぁ。

「ケーキビュッフェとかどう?」

思いつきで言うと千石くんが食いついてきた。

「俺、入ったことないんですよね。スイーツ食べ放題的な店」
「女子ばっかりだけど、楽しいよ。まあまあ美味しいし。あ、でも夕飯は入らなくてなるかも」
「いいですよ、今日は気取ったディナーは予約してないんで」

千石くんがにやりと笑うので私も笑った。
気取ったディナーも楽しくなかったわけじゃないけどね。
今日は甘いものでお腹をいっぱいにしてみよう。

この後カロリーを摂るので消費しようと、昼食後もアクティビティで遊び倒した。
私と千石くんの遊び方は小学生と同レベルで、都内に戻る電車ではちょっと疲労を感じていた。背もたれに身体を預けたらこのまま寝てしまいそう。
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