DISTOPIA EMPEROR―絶対王者は破滅を命ず―


聞いてたとおりの姿でも、やっぱり実際に目にすると、あまりにもキラキラだから驚いてしまう。


着飾ってるわけでもない男に対して、キラキラとか言うのも妙な気もするけど、ほんと、光を反射してるように見える。


それか、内側から光ってんのか。



おれは、一拍遅れで笑顔を作った。



「おー、やっと会えた~。文徳の弟の、煥だよね? なるほどなるほど、確かに文徳の弟だってわかる顔してる。

聞きしに勝る美少年じゃん。あっきーって呼んでいい? ダメって言われても呼んじゃうけど」



身長は百七十センチそこそこで、細い。


銀髪で隠れがちな耳にリングのピアスがはまっている。


銀髪とピアスと、たびたび教室を抜け出す一匹狼気質のせいで、不良ってレッテルを貼られてるらしい。


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