DISTOPIA EMPEROR―絶対王者は破滅を命ず―
「わたしも料理下手なのに!」
「いや、そう意気込んで下手アピールされても」
「鈴蘭は確かにかわいいし、わたしが男だったら絶対ほっときませんけど、
やっぱり今このタイミングで正直なことを言わせてもらうと、何でわたしじゃなくて鈴蘭を選んだんだーって叫びたくなるんですよ!」
「わかったから叫ばないで」
「ああぁぁぁ、でも鈴蘭のほうがわたしよりずっとかわいい顔してるし」
「さよ子ちゃんも十分に美人だってば」
「鈴蘭は成績がよくてまじめでしっかり者でみんなに頼りにされてて、わたしなんかマヌケでボケ役で」
「さよ子ちゃんがいると場が明るくなるから、いいと思うよ」