俺が好きって認めれば?【完】
しかし…





「このまま帰すと思った?」





「え?」




再び腕を引かれたかと思うと、急に景色が一転する。


そして気づけば、白いシーツのベッドへと押し倒されていた。





「ちょっ」





突然の事態に驚きを隠せず、起き上がろうとすると、上から恭哉君に馬乗りされ遮られる。





「邪魔!退いてよ!」





「とか言って、嬉しいんじゃないの」





恭哉君は私の上でニヤリと笑みを零す。





この男…!


その顔面にグーパンチを入れるわよ…!
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