好き。だからこそ嫌いになりたい。
帰り道、私は先生から貰った絵を見ていた。

「…本当に綺麗な絵。」

神秘的な美しさで、言葉にも出来ないくらい凄く綺麗だ。

「あの先生、あんな見た目なのにこんな綺麗な絵描くんだ…。」

私は今日で栗原先生に対しての見方が変わった。

この先生の事をもっともっと知りたい。

気づけば、栗原先生の事が気になる存在になっていた。
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