エリート弁護士と婚前同居いたします
「責任重大だな」
姉との話を終え、私を車の助手席に促し、運転席に乗り込んだ彼が小さく笑んだ。
「お姉ちゃんとなんの話をしていたの?」
さりげなく尋ねる。
「お前を泣かすなって。付き合うかどうかはお前が決めることだからって」
平然と運転しながら彼が言う。
ちょ、ちょっと待って。付き合うって、まさか。
「お姉ちゃんに言ったの!?」
吃驚して大声を上げる。
「お前に告白したこと? もちろん」
涼しい横顔で上尾さんが返答する。
「なんで!!」
意味がわからない。なんのために私が黙っていたと思ってるの! お姉ちゃんに変な誤解をされたくないし、両親だって!
「言っただろ? 同棲したいって」
前を向きながら彼は真剣な声で言う。
「とりあえずは同居だってば!」
むきになって言い返す私。
「お前にとったらそうかもしれないけど、俺はお前と同棲がしたいんだよ。お前と付き合ってお前を独り占めしたい。お前に今彼氏がいなくて俺がどれだけ安堵してるかわかるか?」
信号で停止し、彼が私のほうを向く。その真摯で熱い眼差しに心臓が一気に速いリズムを刻みだす。
姉との話を終え、私を車の助手席に促し、運転席に乗り込んだ彼が小さく笑んだ。
「お姉ちゃんとなんの話をしていたの?」
さりげなく尋ねる。
「お前を泣かすなって。付き合うかどうかはお前が決めることだからって」
平然と運転しながら彼が言う。
ちょ、ちょっと待って。付き合うって、まさか。
「お姉ちゃんに言ったの!?」
吃驚して大声を上げる。
「お前に告白したこと? もちろん」
涼しい横顔で上尾さんが返答する。
「なんで!!」
意味がわからない。なんのために私が黙っていたと思ってるの! お姉ちゃんに変な誤解をされたくないし、両親だって!
「言っただろ? 同棲したいって」
前を向きながら彼は真剣な声で言う。
「とりあえずは同居だってば!」
むきになって言い返す私。
「お前にとったらそうかもしれないけど、俺はお前と同棲がしたいんだよ。お前と付き合ってお前を独り占めしたい。お前に今彼氏がいなくて俺がどれだけ安堵してるかわかるか?」
信号で停止し、彼が私のほうを向く。その真摯で熱い眼差しに心臓が一気に速いリズムを刻みだす。