君と永遠に続く恋をしよう
「でも、初対面の人が、奈央ちゃんに何の話があるって言うの?」
「それは私にも謎です」
内容は何だろうかと話し始め、時間はあっという間に経過した。
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最上階から降りてくるエレベーターのドアが開いたのは、それから一時間程度後のことだ。
角川さんはドアが開いた瞬間に「キャッ!」と叫び声を上げ、私はそれを聞いてさっと後ろを振り返った。
見るとあの超絶イケメンがエレベーターを降りてくるところで、思わずゴクンと唾を飲み込む。
「いよいよ、来るよ」
変に緊張させる角川さんに「やめて下さい!」と願い、カウンターへと近付いてくる相手を見つめ直す。
どう見ても絶対に今日初めて会う人だ。
学生時代にも会ったことがないし、この仕事に就いてからも顔を見たことは多分一度もない筈だ。
(そんな人が私に話って何?何か言い掛かりでも言われたりするのかな)
何もしてないけど何かした?と思い悩む。
悩んだところで何もしていないのだから、ただただ困ってしまうだけなんだけど……。
「それは私にも謎です」
内容は何だろうかと話し始め、時間はあっという間に経過した。
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最上階から降りてくるエレベーターのドアが開いたのは、それから一時間程度後のことだ。
角川さんはドアが開いた瞬間に「キャッ!」と叫び声を上げ、私はそれを聞いてさっと後ろを振り返った。
見るとあの超絶イケメンがエレベーターを降りてくるところで、思わずゴクンと唾を飲み込む。
「いよいよ、来るよ」
変に緊張させる角川さんに「やめて下さい!」と願い、カウンターへと近付いてくる相手を見つめ直す。
どう見ても絶対に今日初めて会う人だ。
学生時代にも会ったことがないし、この仕事に就いてからも顔を見たことは多分一度もない筈だ。
(そんな人が私に話って何?何か言い掛かりでも言われたりするのかな)
何もしてないけど何かした?と思い悩む。
悩んだところで何もしていないのだから、ただただ困ってしまうだけなんだけど……。