君と永遠に続く恋をしよう
無茶を言う角川さんの声を聞きながら、私は週末のことを思い出していた__。
土曜日に、私は母に頼んで兄の葬儀に届いた弔電の束を見せて貰った。
母はそれを一緒に眺めながら「こんなに沢山頂いて」と感謝し、「でも、中には知らない人も多いのよね」と呟いた。
「多分きっと、賢也のお友達や職場の関係者だろうとは思うんだけど」
そういう人達の中に彼の弔電も含まれていた。
どうやら母も桜庭さんとは面識がないらしく、私はこのまま彼が言ってたお参りさえも遠慮してもらった方がいいんじゃないのかと考えた。
ようやく納骨も済み、母も落ち着いてきた訳だし、今更兄のことを思い出して、また気持ちをへこませてもいけないと思ったんだ。
自分なりに、それは親孝行のつもりでいたんだけど、オフィスへやって来た桜庭さんは、私の思いとは正反対の言葉を口にした。
「今日の仕事が終わったら、一緒にご自宅へお邪魔させて貰ってもいいかな」
兄の遺影に手を合わせたいと望む彼に、ごくっと息を飲み込む。
「…あの、それは」
「この間は仕事もあって行けなかったけど、今日はこの後予定が何も無いんだ」
土曜日に、私は母に頼んで兄の葬儀に届いた弔電の束を見せて貰った。
母はそれを一緒に眺めながら「こんなに沢山頂いて」と感謝し、「でも、中には知らない人も多いのよね」と呟いた。
「多分きっと、賢也のお友達や職場の関係者だろうとは思うんだけど」
そういう人達の中に彼の弔電も含まれていた。
どうやら母も桜庭さんとは面識がないらしく、私はこのまま彼が言ってたお参りさえも遠慮してもらった方がいいんじゃないのかと考えた。
ようやく納骨も済み、母も落ち着いてきた訳だし、今更兄のことを思い出して、また気持ちをへこませてもいけないと思ったんだ。
自分なりに、それは親孝行のつもりでいたんだけど、オフィスへやって来た桜庭さんは、私の思いとは正反対の言葉を口にした。
「今日の仕事が終わったら、一緒にご自宅へお邪魔させて貰ってもいいかな」
兄の遺影に手を合わせたいと望む彼に、ごくっと息を飲み込む。
「…あの、それは」
「この間は仕事もあって行けなかったけど、今日はこの後予定が何も無いんだ」