MちゃんとS上司の恋模様
「お前が魅力的すぎて、我慢できないって言ってるんだ」
「っ!」
何を冗談を、そう言いたかったのだが、言える雰囲気じゃない。彼の目が本気だ。
恥ずかしくて視線を逸らしたのだが、須賀主任はヨシヨシと私の頭を撫で続けている。
「ゆっくりシャワー浴びてこい」
「いいんですか?」
驚いて目を見開く私に、須賀主任はいつもの様子でニッと意地悪く笑った。
「ん? 浴びなくてもいいなら、今すぐベッドに押し倒すけど?」
「いえ、行かせていただきます。行かせてください!」
大慌てしていると、須賀主任はプッと噴き出した。全く、私をからかって遊んでいるようだ。
面白くなくてツンとそっぽを向くと、須賀主任は私を背後から抱きしめてきた。
ドクンと大きく胸が高鳴る。胸の辺りを見ると、ギュッと私を抱きしめる須賀主任の男らしい手が見える。
この手がこれから私に触れるのだと意識してしまうと、恥ずかしくてどうにかなってしまいそうだ。
カチンと固まった私の耳元で、須賀主任は真剣な声色で呟いた。
「俺は真琴が好きだ」
「っ!」
言葉をなくし、より身体を固まらせる。不意打ちの告白は心臓に悪いじゃないか。
そうでなくとも今日は心臓に負担をかけすぎだと思う。
頬を真っ赤にさせてモジモジと指を弄っていると、須賀主任は私の頭上にキスをしてきた。