MちゃんとS上司の恋模様




 リビングにあるテーブルには須賀主任が言ったとおり、ミネラルウォーターのペットボトルが置かれていた。
 置いてくれた本人は今、シャワーを浴びていて、ここにもかすかに水音が聞こえてくる。

 須賀主任を待っていた方がいいかなぁと思ったが、飲んでもいいと言っていたし、正直緊張で喉がカラカラだった。

「いただきます」

 蓋を開け、ゴクゴクと飲み干す。身体が水分を欲していたのだろう。
 いくらでも飲むことができそうだ。

 半分ぐらい飲み終えると、バスルームから須賀主任が出てきた。
 髪はまだしっとりと濡れていて、それをタオルでガシガシ拭きながらこちらに向かって歩いてくる。

 恥ずかしくなって視線を逸らしたのだが、ソファーに座っている私に背後から須賀主任が抱きついてきた。

「お待たせ。水、たっぷり飲んだか?」
「あ、はい。ごちそうさまでした」
「ん? もういらないのか?」
「はい」
「じゃあ、それくれ」

 言われるがままに、飲みかけのペットボトルを須賀主任に手渡した。
 須賀主任はペットボトルに口を付けようとする。それを見て、思わず叫んでしまった。

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