MちゃんとS上司の恋模様
「丁重に、大事に、真琴を愛するから」
「須賀主任」
「真琴、俺に任せてくれるか?」
「は、はい!」
「フッ。仕事の最中みたいないい返事だな」
私をからかう須賀主任に、頬を膨らませる。
クスクスと楽しげに笑う須賀主任に悔しさを滲ませたが、すぐにそんな苛立ちも消えてしまう。
それは須賀主任の甘ったるい囁きのせいだ。
「仕事中のお前も、エロい顔したお前も、どちらも俺の好みだ」
「っ!」
頬にかかっていた髪を払ってくれたり、目尻に浮かんでいた涙を指で拭いてくれたり。
須賀主任から労りの気持ちが伝わってきて、それだけで嬉しくて幸せな気持ちが湧いてくる。
たくましい腕にギュッと抱きついたあと、私はありったけの勇気を振り絞って呟いた。
「須賀主任になら……どうされてもいいですよ?」
「っ」
須賀主任が息を呑む音が聞こえた。初めて須賀主任をしてやったりしたことにより、気分が上昇した。
だが、そんな悠長なことを言っている場合じゃないことは、その後になってわかったことだ。