不器用な彼女
「櫻井」

「はい」

「あの日の事…気にしてんのか?
…間違いなんて起こってないから安心しろ?」

「えっ?」

「お前が脱いで俺のベットに入ってきた。ただそれだけだ。何にもしてねーよ?」


「……迷惑を…お掛けしました」

「やらずに我慢した俺を褒めろよな?」

社長は半分呆れたように笑う。

「俺だってお前に下着姿を見られたんだから…お互い様だろ?」

「お互い様…って…ま、そうですけど…」

「俺はブラジャーしねえから、乳首までお前に見られたわ!」

社長は胸を隠すような仕草をする。
社長にブラジャーを想像して思わず吹き出した。







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