不器用な彼女
「構ってやれなくてごめん。忙しくてゴメン。言い訳だけど」

「…私も、…ごめんなさい」



社長に抱きしめられて感激で泣きそうになる。



「今日……やる事やる?」

社長が耳元で囁く。
詩織の顔から蒸気が噴き出す。



「…今日は…イヤ…です」

「はぁ?何だお前、ふざけてんのか?」

体を離し詩織の顔を覗き込む。
眉間にシワを寄せた社長の顔には“いい加減にしろ!”と書いてある。




「…下着…下着が…可愛くないから…」



「ブッ!」

「笑わないで下さい!」

「どうせ脱ぐんだ。気にするな」



社長は乙女心が分かっていないみたい。



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