二番目でいいなんて、本当は嘘。
「――ようこそ、僕たちのところへ。お父さんとお母さんだよ」


その声を聞いて、いちばん家族を欲していたのは薫さんだったのかもしれないと思った。

こんなに幸せそうな薫さんの顔を見ることができるなら、もう一人や二人、子供を産んでもいいかなと思った。
けれど、まずは薫さんよりもこの子を幸せにしてあげなきゃ。


「ちっちゃい手……」

手足をバタバタさせる赤ちゃんの手に、自分の人さし指を差しだした。
すると思いがけず、力強くぎゅっと握り返された。



  ― END ―

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

  つむぎゆいと
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