Deal×Love After
だが私は強引な海さんにいっぱいいっぱいで、不機嫌なことには全く気付いていない。
というか、気付ける心の余裕がない。


「待ってくれるんじゃ無かったんですか!?」

「エッチは待つけど、キスはしたいだけする」


したいだけするぅ!?


「私、昨日の朝は高熱でしたからまだウイルスがいるかも!」

「一日以上一緒に居ても移らなかったし、きっと俺の身体には抗体がある。てかね、椿の風邪なら移っても俺は良いよ。むしろ大歓迎。だから無駄な抵抗は止めなよ」


海さんは私の言葉など聞く耳を持つ気がないのか、そう言いながら勝手に私の両手首を掴むと押し付けれた唇。


「んんっ!?」


息もまともに出来ない。

今度は舌が絡まってきたから。

心臓は最高速度のまま。




それから暫く離してもらえなかったのは言うまでもない。
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