Deal×Love After
でもそれは気のせいではなかった。

その人は私に近付いてきた。
かなりの至近距離に。


「ねぇ、電話番号教えてよ。俺、君のためにここに通ってるんだよ?」


ゾクリと悪寒しか感じない。

怖くて私は右足を引いて後ろに下がる。

でも距離をすぐに詰めてきた。


「そういうことは、困ります……」

「でも俺のこと覚えてくれてたのは、気になるからじゃないの?」


どうしたらそうなるの?

すると私に向かってくる手。

怖さしか感じないのに動けない。




ガシッ!
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