守りたい ただあなただけを


「リバル!!!」


「カズマ、
お前は最後だからちょっと待て。

各長達よ、話が途中になったが、
余に忠誠を誓え。

もうお前達に拒否権は無い。

カリマル、説明しろ。」


「・・ハッ・・。」


「声が小さいな。
もっとハキハキ喋れ。」




「・・・・・・・
長達よ・・・。

先程・・キラと俺の手で・・・

あなた方のご家族を地下牢へと拉致した。

リバル国王の命令に背いた場合・・・・
家族の命は無いと思え。」


!?


「という訳だ。

察しの良い奴は気付いたと思うが、

全てはお前達の家族を人質に取るため今日の宴を催した。

お前達は明日、
それぞれの都市に戻り、

ハグワール自衛部隊によるイヌ・ネコ狩りに協力しろ。

そうすれば家族は返してやる。」


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