守りたい ただあなただけを
通信を一緒に聞いていたセカンドが、
鉄砲を左手に持ち替えて、
右手で刀を抜いた。
「・・・私の後ろへ続いてください。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・。」
「長の血を引くイズミがいる限り・・
ソプラノが在り続ける限り・・
・・ローゼ華撃団は不滅。」
「・・必ず・・王の首は取る。」
最後に笑みを浮かべたセカンドを先頭に、
再び大筒の弾が飛び交う一線へと走り出す。