蒼い月と紅の灯火

蒼兎と二人並んで町に行く。
嬉しいことのはずなのに、気分が沈んでいるため、嬉しいどころか、少し嫌になる。




帰りたい。
なんて、思ってしまう。




「蕎麦屋って何処にあるの?」




「そこの角を曲がったとこ」




「近いんだね!」




「まぁ、この町では有名だよ」




「そうなんだ」




やはり、気持ちが沈む。
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