蒼い月と紅の灯火
「いいな、色んなこと知ってるの」
「そうかな?」
「うん、だって幸せじゃない?」
「そうだね」
嬉しいことでも、嫌なことでも、色んなことでも、それを知れるという幸せがあるから。
それを体験出来ないことだってある。
嫌なものは嫌だけれど。
それでも、知れるだけいいと思う。
次にそうなったりしたら、前よりは解決しやすいはずだから。
「ん、光が橙色になってきた」
「もう日が沈んで来たね、帰ろうか」
「そうだね!」