蒼い月と紅の灯火

二人で手を繋いで帰る。
そんな幸せ時でも、背中に感じる視線は……。




消えてはくれなかった…………。




「着いたねー」




「そうだね、ごめんね朱里。もう夜から出ないとなんだ」




「そう、なんだ……」




「うん、もう、出ないとなんだ」




「そっか、気を付けてね」




「うん、いってきます」




「いってらっしゃい」
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