蒼い月と紅の灯火

とは言え朔夜のお陰で気付いたから。
なんとか、なんとか……。




この考え方は甘いのだろうか。
一人でいると段々卑屈になってくる。




「蒼兎、はやく帰ってきてよ……」




畳に横になる。
冷たくて、なんとなくかたい。




ボーッとしているとただ時間が過ぎていく。




ただ、外を眺めながら。
時間が過ぎていく。




そろそろ動かないとと思い起き上がる。
畳に寝転がっていたせいか、あちこちが痛い。
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