死にたがりティーンエイジを忘れない


.:*゚:.。:. ☆.。.:*・゜


体重が増えていた。

何度測り直しても、いちばん軽かったときより三キロ増えている。


帰りにコンビニのパンなんか買って食べるんじゃなかった。

昨日の夜だって、バイトの後、寝る前にコンビニのパスタサラダを食べてしまった。


さかのぼってみれば、あのときのパンが余計だったとか、クラスコンパでつい食べた肉がよくなかったとか、いろいろ後悔が押し寄せる。

せっかくやせたのに。

百六十五センチに六十八キロなんて、あんな醜い姿からようやく理想に近付けたのに。


胃が気持ち悪くて仕方ない。

さっき食べたパンがまだ胃の中にある。

キモチワルイ。

これは、いけないものだ。

胃の中にあってはいけない。

今すぐ捨ててしまいたい。


吐き気がした。

乗り物酔いをしたときのように生唾が上がってきて、耐えがたくなる。

わたしはトイレに駆け込んだ。

吐き気は続いている。

でも、吐けない。

吐きたい。


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