死にたがりティーンエイジを忘れない
理想を言えば、食べたくないし吐きたくない。
でも、喉の内側の傷が治ると、わたしはまた食べて吐いた。
胃がどんどん大きくなってしまって、最初はストレス発散になっていた量を食べてもまだ物足りなくて、過食の度合いがひどくなっていく。
そもそもわたしのストレス源って何だろう?
中学時代から引きずってきた心の闇みたいなもの?
わたしと何もかも価値観の違う笹山の存在?
小説を書いたりギターを弾いたりしなくなった自分へのいらだち?
わからない。
食べたい食べたいと頭の中が暴走している間は、何が原因なのかなんて、本当にどうでもいいんだ。
全部を忘れて、発作のただ中にいる。
病んだ自分が情けなくて情けなくて、いっそのことどうして死んでしまわないのかと思う。
そうだ。
もう死にたい。