私は強くない
「……で、全てが終わったんですか?」
「はい、終わりました…」
私は、次の日美波の所に来ていた。
今回の事を報告する為に…
一通り話した所で、美波にため息をつかれてしまった。
「…はぁ。言いましたよね?蒼井さんってしつこいですよ!って。二人っきりは絶対ダメですよ!って」
呆れながらも、蒼井に対して美波は怒っていた。
拓真に続いて、蒼井までもがって。
「言ってたね…分かってたんだけど、考え方が甘かったよね…、ごめんなさい」
ほんと、どっちが年上なんだか、結婚してから美波が一層強くなってる気がした。
「…、人の話聞いてます?慶都さん!」
「あ、ご、ごめん」
「もう!慶都さん、人が良すぎますよ。どうして、仕事だったら出来る女なのにっ!」
「美波、それは言い過ぎだろ。慶都さん困ってるよ」
仕事が休みで、家にいた金谷君が助け舟を出してくれた。
それでも美波の怒りは止まらなかった。話を変えなきゃ…と思ってみたけれど、結局出来ないまま美波の話を黙って聞いていた。
だけど、二人はいつでも私の味方でいてくれた。
拓真の時もそうだった。
私はまた周りの人の優しさを噛み締めていた。
「…もう。じゃあ、慶都さん、結婚式はいつするんですか?こんだけ大騒ぎしたんだから、派手にいきますよね?それで、許しますよ」
「……え、いや、あの…」
許すって…
美波には、多分勝てそうにないな…
だけど、ほんとありがとう。
「あっ!後で、圭輔さんもこっちに来るんだ。圭輔さんに聞いてみて?」
私は、逃げる為に後から来る圭輔さんに話題を変えた。
美波は、名取部長に聞ける訳ないじゃないですか!慶都さんだから詰めてるんでしょ!って。私だったらいけると思ったの?そんなに私やりやすいのかな…課長としての威厳が…
横で聞いていた金谷君も、さすがに名取課長、いや部長には聞けないっすよ!って。
二人ともAGを辞めても、圭輔さんの事は、名取課長なのかな。
仕事じゃ厳しいけど、二人っきりになると、激甘な優しい人なんだけど。
圭輔さん自身、こんな姿をあいつらに見せられるか!って言うだろうけど。
慌ただしかった私達の周りが少しずつ、落ち着いてきていた。
「はい、終わりました…」
私は、次の日美波の所に来ていた。
今回の事を報告する為に…
一通り話した所で、美波にため息をつかれてしまった。
「…はぁ。言いましたよね?蒼井さんってしつこいですよ!って。二人っきりは絶対ダメですよ!って」
呆れながらも、蒼井に対して美波は怒っていた。
拓真に続いて、蒼井までもがって。
「言ってたね…分かってたんだけど、考え方が甘かったよね…、ごめんなさい」
ほんと、どっちが年上なんだか、結婚してから美波が一層強くなってる気がした。
「…、人の話聞いてます?慶都さん!」
「あ、ご、ごめん」
「もう!慶都さん、人が良すぎますよ。どうして、仕事だったら出来る女なのにっ!」
「美波、それは言い過ぎだろ。慶都さん困ってるよ」
仕事が休みで、家にいた金谷君が助け舟を出してくれた。
それでも美波の怒りは止まらなかった。話を変えなきゃ…と思ってみたけれど、結局出来ないまま美波の話を黙って聞いていた。
だけど、二人はいつでも私の味方でいてくれた。
拓真の時もそうだった。
私はまた周りの人の優しさを噛み締めていた。
「…もう。じゃあ、慶都さん、結婚式はいつするんですか?こんだけ大騒ぎしたんだから、派手にいきますよね?それで、許しますよ」
「……え、いや、あの…」
許すって…
美波には、多分勝てそうにないな…
だけど、ほんとありがとう。
「あっ!後で、圭輔さんもこっちに来るんだ。圭輔さんに聞いてみて?」
私は、逃げる為に後から来る圭輔さんに話題を変えた。
美波は、名取部長に聞ける訳ないじゃないですか!慶都さんだから詰めてるんでしょ!って。私だったらいけると思ったの?そんなに私やりやすいのかな…課長としての威厳が…
横で聞いていた金谷君も、さすがに名取課長、いや部長には聞けないっすよ!って。
二人ともAGを辞めても、圭輔さんの事は、名取課長なのかな。
仕事じゃ厳しいけど、二人っきりになると、激甘な優しい人なんだけど。
圭輔さん自身、こんな姿をあいつらに見せられるか!って言うだろうけど。
慌ただしかった私達の周りが少しずつ、落ち着いてきていた。